2月9日に迫った平昌オリンピック開幕。
各競技の代表選手も決定し、盛り上がってきましたね~
そこで、平昌オリンピックの中で最も注目度が高い女子フィギュアスケートを大特集!
女子フィギュア代表・補欠ら選手の紹介や、競技の日程と結果について情報をまとめてみました~
平昌オリンピックの女子フィギュアを大特集!
韓国の江原道平昌郡で行われる冬季五輪・平昌オリンピック。
江原道(カンウォンド)は北緯38度線を挟んで北朝鮮と国境を接する地域であり、北朝鮮問題がそのまま集客や参加国に影響しそうな気配。
そんな中、活躍を期待せずにはいられないのがフィギュアスケート日本代表チーム。
男子では金銀メダルそろい踏みの可能性も囁かれておりますが、やはり“華”という点では女子フィギュア!
でも、きっとお気付きの方もおられるでしょうね。
「あれ?なんか今回ってフィギュア女子の人数少なくね?」みたいな。
そうなんです、今回の平昌オリンピックにおける女子フィギュア日本代表は2枠のみ。
実を言いますと、平昌オリンピックのフィギュア出場枠は2017年3月に行われた世界選手権の結果で決定される仕組みでして・・・
なんと、その世界選手権で日本のフィギュア女子は総崩れ(汗)。
エース格の宮原知子が欠場し、オリンピック候補として期待されていた三原舞依が最高順位だったのですが、それでも3位から15ポイント以上離された5位という結果に。
同じくフィギュア代表候補だった樋口新葉も11位、本郷理華は16位でぐうの音も出ない結末を迎えてしまったのです。
3枠を獲得するには、上位2選手の順位の合計が13位以内である必要があったのですが、5位三原と11位樋口を足しても合計順位は16位。
13位入りは叶わず、泣く泣く前回ソチオリンピックの3枠→2枠に減らされてしまったワケであります。
しかし、しかし!
山あれば谷あり、苦あれば楽ありということで、オリンピック本番での活躍は別物。
てなわけで、まずは女子フィギュアの代表選手を紹介していきましょう。
平昌オリンピックの女子フィギュア代表選手
宮原知子(みやはら さとこ)
生年月日 1998年3月26日
所属 関西大学
出身地 京都府
身長 150cm
過去の主な成績 2015年世界選手権 2位、2016年四大陸選手権 優勝、2015年16年GPファイナル 2位、2014年15年16年 全日本選手権 優勝
浅田真央引退後の女子フィギュアを引っ張る存在として注目されていましたが、2017年1月に左股関節疲労骨折という大けがを患い、オリンピックどころか選手生命さえも危ぶまれた宮原。
ところが不屈の闘志で2017年11月に復帰!GPスケートアメリカ優勝や全日本フィギュア選手権4連覇で第一人者としての実力を披露することに成功しました。
コツコツ型の努力タイプと形容されることも多く、内容に華が無いとか技術的に無難な演技ばかりしているなどと批判する声もありますが、世界に通じる実力の持ち主であることは確か。
平昌オリンピックでのメダル奪取に期待がかかるフィギュアスケーターです。
坂本花織(さかもと かおり)
生年月日 2000年4月9日
所属 シスメックス
出身地 兵庫県
身長 157cm
過去の主な成績 2017年世界ジュニア選手権 3位、2016年ジュニアGPファイナル 3位、2016年全日本ジュニア選手権 優勝
オリンピック代表を当確視されていた宮原知子に対し、代表の残り1枠は激戦。
当初は三原舞依や樋口新葉、本田真凜らがリードと報道されていましたが、フタを開けてみたら代表は坂本!
シニア転向後の国際大会初戦であるアジアフィギュア杯で優勝、GPスケートアメリカでも2位となってシニアレベルで通用することを証明。
そして平昌オリンピックの代表選考大会となった全日本選手権で2位となり、大逆転で女子フィギュア代表になったんですね~
現役高校生で実績はジュニアに集中するものの、実績より勢いを重視した選考が吉と出るのでは?なーんて期待しちゃうフィギュアスケーターなのであります。
お伝えした通り、平昌オリンピックの女子フィギュアは2枠。
とはいえ、この2人に何かがあった場合のバックアップとして、補欠選手も選ばれているんですよね。
平昌オリンピックの女子フィギュア代表!補欠は誰?
その平昌オリンピックフィギュア女子補欠選手とは、樋口新葉(ひぐち わかば)。
プロフィールもカンタンにご紹介しておきましょう。
生年月日 2001年1月2日
所属 日本橋女学館高
出身地 東京都
身長 151cm
過去の主な成績 2015年16年 全日本選手権 2位、2015年16年 世界ジュニア選手権 3位、 2014年15年 全日本ジュニア選手権 優勝
選考直前の12月下旬時点で、平昌オリンピックのフィギュア女子代表は「樋口or坂本」まで絞り込まれたと報道されておりました。
ただ、シーズン前半の好成績に対して後半は失速感がありまして、選考に影響したとの見方も。
一部では「スピードがあっていい演技をするけど、なぜか得点は低い」なんて声もあるようで、補欠となってしまった今回の悔しさをバネにひと皮むけて欲しい選手であります。
平昌オリンピック!女子フィギュアの日程は?
それでは、女子フィギュアの競技日程をご覧ください。
日付 | 競技 | 時間 | |
2月11日 | 女子SP(団体) | 午前10時~ | |
2月12日 | 女子FS(団体) | 午前10時~ | |
2月21日 | 女子SP(シングル) | 午前10時~ | |
2月23日 | 女子FS(シングル) | 午前10時~ | |
2月25日 | エキシビション | 午前9時30分~ |
平昌と日本は時差がありませんので、競技日程の時間は表記そのままとお考え頂いて結構です。
ちなみに、「SP」はショートプログラムで、「FS」はフリースケーティング。
フィギュアスケート競技には「団体」と「シングル」の2通りがあり、団体は国・地域別での総合合計ポイントで順位を争います。
女子シングル2名・男子シングル2名・ペア1組・アイスダンス1組の計4種目8名が、日本チームとしてメダルを目指すことになります。
シングルはその名の通り、みなさんご存じの個人戦。
フィギュアといえば個人戦を思い浮かべる方が多いでしょうけど、チーム一丸となってメダルを目指す団体戦もかなり見ごたえがありますよ!
平昌オリンピック!女子フィギュアの結果は?
さて、女子フィギュアの結果はいつ判明するのか?
順位が決定する「メダル確定日」をご案内いたしましょう。
- 女子フィギュア メダル確定日
2月12日(月) 団体のメダル結果
2月23日(金)女子シングルのメダル結果
女子フィギュアの出番は、11日・12日の団体戦と21日・23日のシングルなので、結果判明日は2回あることになります。
平昌オリンピックは2月25日まで開催ですし、ぜひメダルを獲って大団円を迎えて欲しいところであります。
まとめ
平昌オリンピックのフィギュア競技、しかも女子について特集してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
男子と比べて期待度で劣る・・・なんて声もあるようですが、今回代表に選ばれた宮原知子と坂本花織は、今後も日本の女子フィギュア界を引っ張って行く素晴らしいタレント。
結果を出して周囲を見返して欲しいと思いますし、ぜひとも現地で、そしてテレビで応援しようではありませんか!
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