室内の空気が乾燥せず、ホコリやチリが舞い上がらないということでオイルヒーターを使う人が増えていますよね。
確かにそれだけ聞けばかなり良い暖房器具に聞こえますが、オイルヒーターは電気代が高いという噂もあります。
そこで、オイルヒーターとエアコンではどちらが電気代が高いのか、比較してみましたした。
オイルヒーターの電気代は安い?
オイルヒーターはいくつかのメーカーから発売されています。
消費電力を調整できる機能がついているものといないものがありますが、もともと室内が温まりにくいという欠点があるので、最大電力の1500Wで使用する機会が多いと思います。
単純に考えて、1500Wという出力はかなりの高電力です。
それを使い続けるということを考えると、やはりオイルヒーターの電気代は安いとは言えないでしょう。
ちなみに、1500Wのオイルヒーターを一時間使った場合の電気代は、
1.5(電力)× 27円(電気代)= 40.5円 ほどになります。
オイルヒーターの電気代が高くなりがちな理由!
オイルヒーターは内部のオイルの温度が上がり、そこからの放熱で室内を温めていく暖房器具です。
エアコンのように風が出る訳ではないので、室内全体を温めるまでにかなり時間がかかります。
つまり、それまでの間は1500Wのフルパワーで稼働し続ける訳です。
温度センサーがついているモデルもあるようですが、実際にはなかなか室内の奥まで熱が届かないので、ほぼすべての時間がフルパワーとなります。
一方、エアコンは素早く室内を温めることができ、設定温度に達したら消費電力を抑えるモードに切り替わるようにできています。
このため、一時的にオイルヒーターよりも消費電力が多くなることがありますが、その他の多くの時間で電気代を抑えてくれます。
この差によって、オイルヒーターの電気代が高くなりがちなんです。
オイルヒーターとエアコンの電気代比較!1時間ではどっちが安い?
それでは、オイルヒーターとエアコンの電気代がどれくらい違うのか、1時間あたりの電気代を比べてみました。
オイルヒーターはさきほど計算したとおり、約40.5円です。
これに対してエアコン(8〜10畳向け)の場合は1時間あたりの電気代が2.8円〜53.5円
と言われています。
電気代にかなり幅があるのは、設定温度や機種の性能によるものです。
こうして電気代を比べてみると、エアコンの機種が古く、クリーニングもしておらず、尚且つ設定温度を高くした場合は、オイルヒーターよりも電気代が高くなりそうです。
逆に、近年のエアコンは省エネモードや部屋を効率より温める機能がついており、設定温度を低くしても充分に温かくなります。
このような新しい機種だと、オイルヒーターの10分の1ほどで電気代が済むことも考えられます。
まとめ
オイルヒーターは「静音」「清潔」「乾燥しない」という長所を持っています。
それだけに、「とても心地よい」という感想を持つ人が多いようです。
つまり、実用品というよりは贅沢品なのです。
実用品として低予算化を追求しているエアコンとは違って、「少々高くても快適に過ごしたい」という思考をお持ちの方にオススメの商品なんですね。 ^^
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