神戸製鋼所に特大のスキャンダルが発覚しましたね。
過去にも不正献金などで問題となった神戸製鋼所ですが、今回はアルミの強度データを改ざんしていたのだとか・・・
車などの部品に幅広く使用されているだけに、かなりの影響がでそうです。
神戸製鋼所がアルミデータ改ざん!
神戸製鋼所側が発表したところによると、「自動車や航空機などに使われているアルミや銅の製品の一部について、強度などを示す検査証明書のデータを書き換え、顧客と契約した製品仕様に適合しているように見せかけ出荷していた」とのことです。
しかもこの不正は約10年ほど前から行われていたそうで、出荷先は約200社にものぼるのだとか。
神戸製鋼の梅原尚人副社長は問題の背景について「納期が遅れ、顧客の生産ラインが止まるのを気にした」と述べています。
無理な生産ノルマがあったのでしょうか?
それでも、検査データを改ざんしてまで納品するのは・・・どう考えてダメですよね(ーー;)
神戸製鋼所のアルミデータ改ざんはなぜ発覚した?
今回のデータ改ざんが発覚した経緯は明らかにされていません。
分かっていることは、8月末の時点で経営陣が不正を把握していたということ。
その後9月に会社が経済産業省に報告。
そしてマスコミ発表が10月、という流れです。
ということは最初に社内で騒ぎがおきたことになりますね。
どこかの部署の誰かが不正に気付いたということでしょうか?
神戸製鋼所アルミデータ改ざんは内部告発で発覚?
この件を受けて経済産業省が10月10日に会見。
その際、「9月末に神戸製鋼所が一報があった」と述べています。
この発言から「内部告発があったのではないか?」と噂されています。
データの改ざんを知り得る立場にある社員が経営陣に報告。
その後社内調査を行った結果、発覚したということなのでしょう。
つまり、現場レベルで不正が横行していたのを経営陣が知らなかったということになりますね。
また、もし内部告発だったとしたら、内部告発者は社内の立場が悪くなることが予想されますが、よく勇気をもって行動にうつしたと思います。
神戸製鋼所が倒産の危機?
さて、今回の件で神戸製鋼所は出荷先から無償交換を迫られるはずです。
金銭での賠償を行うケースも考えられます。
その金額は莫大な額になることが予想されているため、神戸製鋼所の経営に大打撃を与えることは間違いありません。
すでに株式市場は敏感に反応しており、同社の株価は2016年11月以来の安値水準まで一気に下落しています。
もっとも神戸製鋼所以外からの代替品の調達が困難であることから、この先も安定した売り上げがあると思われます。
なので、神戸製鋼所が倒産することはないと思いますが・・・
資産を売却するなどある程度のテコ入れは必要になるでしょうね。
まとめ
神戸製鋼所にアルミデータの改ざん問題は出荷先が多いだけに、莫大な補償額となりそうです。
強度に関するデータは消費者の安全に関係してくる問題なので、厳しく取り締まってほしいのですが、、、
検査そのものを公的な機関が行うようにしないと不正はなくならないかもしれませんね。
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