ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって誰?日本人?受賞理由は?

 

昨年はボブ・ディラン受賞のニュースが世界中を駆け巡ったノーベル文学賞。

そして、今年2017年のノーベル文学賞を受賞することに決定したのが、カズオ・イシグロ氏。

とてもおめでたい話なのですが、そもそもカズオ・イシグロ氏とは誰なのか?と思っている方も多いはず。

なにせ、名前は完全に日本人なのに、姓名の表記は逆。

なんか日本人っぽいけど、もしかして日本人じゃないのかな?なーんて声も聞かれます。

そこで、カズオ・イシグロ氏の受賞理由や素性について調べてみました。

 

 

ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって誰?

 

ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって誰?日本人?受賞理由は?

 

小説分野に興味のない人にとって、馴染みのない名前でもあるカズオ・イシグロ氏。

まずは簡単なプロフィールがこちら。

生年月日 1954年11月8日(現在62歳)
出身地 長崎県長崎市
職業 小説家
最終学歴 ケント大学 イースト・アングリア大学大学院
代表作 日の名残り
デビュー作 遠い山なみの光
主な受賞歴 ブッカー賞(1989年)・ノーベル文学賞(2017年)
活動期間 1981年~現在に至る

1982年の処女作「遠い山なみの光」でいきなりイギリスの王立文学協会賞を受賞。

1986年には第2作の「浮世の画家」でこれまたウィットブレッド賞を受賞し、わずか2作で作家としての名声を不動のものにしました。

これまでのキャリアの中でハイライトのひとつと言えるのが、1989年に第3作「日の名残り」で受賞したブッカー賞。

ブッカー賞はイギリスの文学賞であると共に世界的にも権威のある賞でして、これを受賞している時点で相当な大物ってことになります。

「日の名残り」は1993年にアンソニー・ホプキンス主演で映画化もされていて、1956年を『現在』として1920~1930年代の回想シーンを展開する、いってみれば“イギリスの名家に仕えた優秀な執事の回想録”。

当時アカデミー賞では、主演男優賞、主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、監督賞、作曲賞、作品賞、脚本賞の8部門にノミネートされたほどの名作でした。

カズオ・イシグロ作品の中で、日本でも有名なのは2005年に発表された「わたしを離さないで」でしょうか。

この作品は、日本でも綾瀬はるか・三浦春馬・水川あさみのキャスティングでドラマ化されており、観た人も多いと思いますよ。

つまり、作家としてはすでに世界的な人物であり、ノーベル文学賞の受賞候補にふさわしい実績の持ち主なのです。

日本でノーベル文学賞といえば、毎年のように村上春樹氏の話題で持ち切り。

ですが、世界的には早い時期からカズオ・イシグロ氏が受賞候補として名を連ねており、妥当な受賞だったといえるのかもしれません。

 

 

ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって日本人?

 

ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって誰?日本人?受賞理由は?

 

ノーベル文学賞を受賞し、一躍時の人となったカズオ・イシグロ氏。

ご両親も日本人ですし、更に長崎県出身と聞けば、「なーんだ、日本人じゃないか!」と思うところですが、実は違います。

現在の国籍はイギリスで、長崎県はあくまで出身地であり幼少期を過ごした場所。

すなわち、正しくは『日系イギリス人』です。

1960年、5歳のときにイギリス政府の国立海洋学研究所の招致で働いていたお父様が油田調査の仕事に就くこととなり、一家でイギリスに移住したのが“イギリス人作家カズオ・イシグロ”となるきっかけ。

実際に帰化したのは1982年で、86年にイギリス人女性と結婚。

そう考えると、出生から約28年間は日本人だったことになりますよね。

ちなみに、日本語はほとんど話せないそうですよ。

日本人の中には、「惜しい才能を逃した・・・」なんて思う人もいるかもしれませんが、そもそも文学に国籍なんて関係ありません。

カズオ・イシグロという偉大な小説家の才能に、国境線という概念は無意味といえるのではないでしょうか。

 

 

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ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロの受賞理由は?

 

ノーベル文学賞2017!カズオ・イシグロって誰?日本人?受賞理由は?

 

そこで気になるのは、カズオ・イシグロ氏が2017年のノーベル文学賞を受賞した理由ですよね。

スウェーデンアカデミーによると、その理由は「力強い感情の小説により私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている深い闇を明らかにした」というもの。

個人的に言うと、カズオ・イシグロ氏の作風は登場人物の繊細さや奥ゆかしさを巧みに表現している向きがあって、日本人にとっては親近感をおぼえる世界観があるように感じます。

ルーツが日本人であることと関係しているかどうかはわかりませんが、気になる方はぜひ一度、彼の作品を読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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まとめ

 

ノーベル文学賞を受賞したとはいえ、カズオ・イシグロ氏にとって、これが終着点でないことはたしかでしょう。

これからも、まだまだ素晴らしい作品を世に送り出してくれるでしょうし、なにより次の作品が楽しみですよね!

 

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