先日の国会で安倍首相が衆議院の解散を宣言。
これによって国政は一気に選挙モードに突入しましたよね。
つい一ヵ月前までは支持率低下が騒がれていたのに、安倍政権はなぜ今解散総選挙を選択したのか、、、
今回はその理由を分かりやすく説明したいと思います。
総選挙は10月22日!
総選挙の日程が10月22日に決定しました。
元々突然の解散な上に、投票日まで残り1ヶ月もないということで、野党各党は対応に追われていることでしょう。
もちろんこれは安倍政権の狙いでもあります。
各党の準備が整っていない時に意表をつくことで選挙戦が有利になると考えたのでしょうね。
んー、選挙戦術としては正しいのでしょうが、その分、国会での審議は中断されるし、お金もかかるし・・・
選挙を政党の権力争いに利用しないでほしい、と思ってしまうのは私だけではないと思います。
実際、「何のための解散総選挙なのか?」「選挙の大義がない」といった指摘も多数あるようです。
総選挙は10月22日!安倍政権が解散した理由を分かりやすく説明
解散総選挙になれば、その大義を問われることは安倍政権も予想していたはずです。
それでも今解散したことには安倍政権なりの理由があるようです。
理由その1 民進党が弱いうちに・・・
安倍政権が様々なスキャンダルで弱っていく中、残念なことに対抗馬である民進党もスキャンダルを抱えどんどん弱くなっていきました。
離党者も続出しており、民進党は今選挙どころではないのです。
理由その2 小池新党の準備が整う前に・・・
安倍政権にとって将来的に脅威と成り得ると考えられていたのが小池百合子の新党です。
勢いがあるだけに、新党が万全の体制になってしまってからの選挙は安倍政権にとって不利です。
だからこそ新党の体制が整わない内に選挙をする必要があったのです。
理由その3 北朝鮮問題が悪化する前に・・・
アメリカと北朝鮮の間で緊張が高まっていますが、もし戦争となれば、アメリカの同盟国である日本もなんらかの支援をすることになるでしょう。
それ以前に日本国内にミサイルによる被害が出る可能性もあります。
そうなれば、安倍政権に批判が集まることが予想されるので、戦争後に選挙という展開だけは避けたかったはずです。
理由その4 森友・加計問題から国民の意識をそらしたかった
森友・加計問題では野党から激しく追求されていた安倍政権。
しっかりと説明責任を果たすといいながらも、国民が納得するような説明はいまだ成されていません。
ここで選挙を行うことで、国民の意識が森友・加計問題から薄れていくのを狙ったと思われます。
まとめ
安倍政権としては今後の政権安定を狙ってベターなタイミングで解散総選挙に踏み切ったはずでした。
ところが、小池百合子による新党が結成され民進党と合流するというまさかの展開が!
これは安倍政権によって計算外で、かなりの脅威に感じているはずです。
果たして解散総選挙という判断は安倍政権にとって正しかったのか・・・
答えは10月22日に分かります。
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