トランプ大統領の移民政策のまとめ!理由と影響をわかりやすく解説

 

アメリカンファーストを基本理念とするトランプ大統領ですが、それを実現すべく掲げている公約の一つに「メキシコとの国境に壁を作り、流入してくる移民を失くす」というものがあります。

今回は、なぜ移民を失くす必要があるのか?壁の建設は可能なのか?どんな影響があるのか?についてご紹介します。

 

 

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トランプ大統領の移民政策のまとめ!メキシコ移民を締め出す理由とは?

 

トランプ大統領の移民政策のまとめ!理由と影響をわかりやすく解説

 

メキシコからアメリカへの移民は年間数万人規模になると言われています。

メキシコ国内では仕事がなく、生活が苦しいため、より経済的に豊なアメリカに仕事を求めて移動してくるのです。

この移民達の多くは、アメリカ国内に不法にとどまり、極めて低い賃金で働く、いわゆる不法就労者になってしまいます。

例え低い賃金であっても、メキシコで働くよりは多くの収入が得られるため、移民の数は増え続けています。

一方、移民を雇う企業側としては、アメリカ人よりも安い人件費で労働力を得ることができるため、違法と知りつつも低賃金で移民を雇用している企業が数多くあります。

この結果、アメリカ国民の雇用機会が奪われてしまい、失業者が増える原因の一つとなっているのです。

アメリカというと経済大国のようなイメージがありますが、実は貧富の差が大きく、生活に困窮している労働者が沢山います。

また、仕事すら見つからない、いわゆる失業者も多く、失業率は4.85%(日本は3.11%)となっています。

アメリカンファーストを理念とするトランプ大統領にとっては、他国からの移民が仕事を得て、自国民に仕事がない、という状況は見逃せない問題なのです。

 

 

トランプ大統領の移民政策のまとめ!メキシコ国境に壁を作る?

 

トランプ大統領の移民政策のまとめ!理由と影響をわかりやすく解説

 

メキシコからの移民を防ぐ方法として、トランプ大統領が選挙中から主張していたのが、「メキシコとの国境に壁を作る」というものです。

これにより入国を厳しく管理し、不法就労者を減らそうというのです。

しかも、「壁の建設費用はメキシコが負担すべきだ」と主張していることから、トランプ大統領とメキシコの大統領との間で、衝突が起こっています。

「メキシコ人が違法に国外に出ていることに対して、メキシコ政府は取り締まりを強化すべきであり、壁の建設によって取り締まりができるのであるから、費用はメキシコが負担するのが妥当」というのがトランプ大統領の主張です。

かなり強引な主張ですが、これを公約にしたことで、アメリカ国内の貧困層からの支持を得、それが大統領当選の原動力になったため、トランプ大統領としては今さら撤回はできない、というところでしょう。

一方、メキシコの反応はというと・・・アメリカへ向けてメキシコ人が流出している現状は、メキシコにとっても決して良い状況ではありません。しかし、その防止策として壁を作り、費用を負担するとなると、話は別のようです。

「不法な移民を入国させたくないのはアメリカなのだから、壁の建設費はアメリカが負担すべき」というのがメキシコ側の主張です。このように、費用負担について双方の主張は合致しません。

 

 

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トランプ大統領の移民政策のまとめ!その影響とは?

 

トランプ大統領の移民政策のまとめ!理由と影響をわかりやすく解説

 

壁の建設費について、メキシコからの合意が得られず、行き詰ったトランプ大統領は、別の方法を思い付きます。

それが、メキシコからの輸入品に高い関税をかけ、その税収入を壁の建設費に充てるという計画です。

現在アメリカは、カナダ、メキシコとの3カ国による北米自由貿易協定:NAFTAを締結しており、メキシコからの輸入品には関税がかからない状態です。

トランプ大統領はこのNAFTAを見直し、関税をかけようとしているのです。

もし、関税がかかるようになれば、アメリカ国内でのメキシコ産製品は販売価格が上がるという影響がでます。

ただし、壁の建設費用の財源が確保できなければ、最終的には税金で払うことになるため、遠まわしに国民にデメリットが発生するのも事実です。

では、相手側であるメキシコにはどんな影響がでるのでしょうか?

現在、メキシキではアメリカ産の作物や製品が大量に販売されており、それがメキシコの産業を圧迫していると言われています。

NAFTAが見なさされれば、メキシコに入ってくるアメリカ産の製品にも関税がかかることになると思われ、メキシコの国内産業が復活する可能性があります。

その一方で、アメリカへ輸出している商品が関税により売上が伸び悩むことも予想されます。自由貿易を撤廃して関税をかけるということは、互いに一長一短があるということですね。

メキシコ移民を減らすことのもう一つの大きな影響は、アメリカ国内の企業は低賃金の移民を雇えなくなり、人件費があがるということです。

不法労働者を雇うこと自体で問題なので、同情の余地はないのですが、建設業や製造業等の現場では多くの移民が働いているが現実です。

人件費が上がれば、企業収益を圧迫するので、アメリカの景気が減退する可能性もあります。

 

 

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まとめ

 

国境に壁を建設したり、関税を高くすることで、メキシコからの移民を減らし、アメリカ国民の雇用を増やすというトランプ大統領の考えは、アメリカ、メキシコの両国に一長一短があります。

したがって、移民政策を実現させた場合に、最終的にアメリカ国民が潤うかどうかは、他の政策との総合判断になるでしょう。

今後、トランプ大統領が打ち出す政策に注目です。

 

 

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