緊迫する朝鮮半島。
北朝鮮は全面戦争や核戦争を辞さないと虚勢を張り、アメリカは振り上げた拳を降ろさないままでいます。
このままだとアメリカが北朝鮮を先制攻撃すると行った状況も現実的なシナリオとして考えておく必要がありそうです。
海を挟んで日本のすぐそばに存在する北朝鮮がアメリカから攻撃を受けた場合、北朝鮮はただ攻撃を受けるだけではなく
確実に報復攻撃を行うはずです。
その場合、北朝鮮はどういった手段で何処を攻撃するのか?
日本への影響はどうなるのか?
我々日本人は対岸の火事ではなく、実際に日本にミサイルが飛来する可能性のある・・・即ち日本本土が直接攻撃を受ける可能性が高まっている状況である・・・ことをしっかり理解しておきましょう。
アメリカの空母はいつ北朝鮮の喉元に到着する?
アメリカの空母カールビンソンは4月25日頃に朝鮮半島に到着する、とされています。
9日に空母カールビンソンを始めとした空母打撃群を朝鮮半島へ派遣すると発表した後には、「15日頃に到着」と報道されていましたが、姿を見せず。
オーストラリア軍とインド洋で演習を行い、その後に朝鮮半島へ向かうという行動をとっていたことが判明。
その後、25日頃に北朝鮮へ向け移動をしている状態であることが分かっています。
これは、情報戦として考えてよいのかどうかは分かりませんが、少なくとも自軍の位置情報をいちいち報道させるようなことはしないですよね(笑)
相手にプレッシャーを与えるという意図があれば別ですけど・・・
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アメリカが空母で北朝鮮攻撃を行うのはいつ?
アメリカは、最後の一線を超えたら攻撃を行う、事を公言しています。
先日のシリアへの攻撃においても「化学兵器を用いた攻撃を行った」という、越えてはいけない一線を超えた事が攻撃への直接的な理由になりました。
北朝鮮においては、「核実験」を行うことがその最後の一線、即ちレッドラインになります。
そのレッドラインを超えた時が、北朝鮮が攻撃される時、になるはずです。
では、攻撃のトリガーとなる「核実験」を北朝鮮はいつ行うのか?
誰も確定情報は持ちえませんが、現状において最も可能性が高いのが、4月25日の「建軍節」です。
当初、4月15日の「太陽節」に核実験が行われるのではないかと思われていました。
※太陽節 金正日の誕生日
しかし、4月15日には核実験は行われず、新型のミサイル兵器等を含む閲兵が行われるのみでした。
そこで、次のタイミングとして考えられているのが、4月25日の「建軍節」です。
「建軍節」とは「朝鮮人民軍」の創設記念日で、1932年4月25日がその起源とされています。
この日に、金正日が満州において、日本軍に対する遊撃隊を組織したというのがその起源のようです。
4月25日には空母カールビンソンを中心とした空母打撃群も到着します。
そして、核実験を行ったかどうか、どんな核実験だったのかを空から分析するための軍用機、「
WC-135Wコンスタントフェニックス」を沖縄・嘉手納基地へ配備されています。
もちろん、朝鮮半島近海にはアメリカ軍の潜水艦も多数潜んでいることでしょう。
北朝鮮包囲網は日を追って確実に狭められています。
アメリカが北朝鮮攻撃した場合の動きは?
アメリカが北朝鮮を攻撃する場合、どういった攻撃になるのでしょう。
現在展開されている戦力を交え、考えることの出来る主な攻撃方法だけでも多彩です。
・空母カールビンソンから発艦した航空機による空爆。
・ミサイル巡洋艦からのミサイル攻撃。
・グアムのアンダーセン空軍基地から飛来する、B1およびB-2による爆撃。
・在日米軍各基地からの空爆。
・在韓米軍による韓国側からの地上部隊の侵攻。
アメリカが北朝鮮を先制攻撃をする場合は、攻撃の目的を達成することはもちろんですが、報復攻撃の被害を最小限にしなければなりません。
北朝鮮からの報復攻撃を回避するためには、報復攻撃を行うための手段を断つこと。
即ち、北朝鮮がミサイルを発射することの出来る施設と潜水艦をすべて破壊すること・・です。
破壊すべき目標を撃ち漏らしてしまうと、報復攻撃が行われる可能性があります。
その報復攻撃の目標となるのは、韓国、日本、そしてアメリカです。
どこにどういったミサイルが飛来するかは全く分かりません。
また、北朝鮮は特殊部隊の育成と編成に非常に力を入れています。
これら部隊による報復攻撃が行われる可能性があります。
アメリカが北朝鮮攻撃をした場合の北朝鮮の報復による日本影響は?
アメリカが先制攻撃した場合、北朝鮮からの報復攻撃を避けるためすべてのミサイル施設とミサイル潜水艦を撃破する必要があります。
しかし、これらの目標がすべて破壊されなかった場合、日本にも報復攻撃が行われる可能性があります。
日本が北朝鮮からの報復攻撃を受ける可能性のある内容としては、ミサイル攻撃と朝鮮人民軍特殊部隊による破壊活動になるでしょう。
ミサイル攻撃は在日米軍基地や自衛隊基地が狙われる可能性があります。
自衛隊によるミサイル防衛により空中で破壊できれば良いですが、破壊できなかった場合は・・・着弾。
日本へミサイルが飛来し着弾することなんて考えたくありませんが、今起きている事実です。
また、特殊部隊による攻撃は特殊部隊の物理的移動を伴うため、日本で起きる可能性は低いと考えられます。
・・・がひっそりと日本海を渡り日本へ侵入することは考えられます。
海上は厳重な警備だとは思いますが、潜水艦を使用した海中からの日本への接近は不可能ではないと考えれれます。
いずれにしても、物理的な破壊活動による影響はもちろん、各種の噂や動揺による混乱が生じ、経済活動や日常生活に影響が出る可能性があります。
まとめ
報復攻撃なんて起きてほしくはないですが、今ここで北朝鮮を放っておくわけにはいかない。
世界の大義や各国の意思、沢山のジレンマの中で揺れ動くアメリカと北朝鮮。
取り巻く環境も刻々と変化しています。
日本はアメリカの同盟国であり、東アジアでのアメリカ軍の最前線です。
出来ることならどの国においても死傷者を出さずに平和が訪れることを望んでいますが、それは北朝鮮の出方次第・・といった状況になっていますね。
アメリカ、トランプ大統領が聡明な判断を行うことを強く望みます!
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